陸運局で自分で廃車の手続きを行うのなら
廃車の手続きを行うのに、陸運局(運輸支局)が近くにあったり、時間に余裕があるとか、抹消手続きの経験がある、また、重量税の還付金の受取りが遅くなっても構わない、というのなら、自分で行っても良いでしょう。
廃車をする際、永久抹消と一時抹消がありますが、永久抹消は無料ででき、陸運局での手続きも一度で済みます。
ただ、車を解体してから行うので、その間の自動車重量税の還付は受けられません。
一時抹消の場合、自動車重量税の還付が早めに受けられ、その後引取業者に車を渡し、解体してもらってから解体届を出します。
一時抹消の費用として350円かかりますし、陸運局にも二度足を運ばなくてはいけませんが、自動車重量税は多く還付されます。
永久抹消の手続きは
永久抹消による廃車を行う場合、業者に解体を依頼し、ナンバープレートをはずしてもらって受け取ります。
解体を行っている間に必要書類を揃えておきますが、陸運局が遠いのなら、業者から分けてもらうこともできます。
車の解体が終われば、業者から解体報告記録日の連絡があり、廃車の手続きに必要なので、必ず控えておきます。
書類が揃えば必要事項を記入し、陸運局でナンバープレートを返却して廃車の手続きを行います。
車検が残っているのなら、自動車重量税の還付が受けられるので、陸運局の中にある自動車税事務所で還付の申請を行います。
一時抹消の手続きは
一時抹消で廃車の手続きを行う場合、陸運局には二度申請に行く必要があります。
まず必要書類に記入し、陸運局でナンバープレートを返却し、一時抹消の申請をします。
この際に、解体届も購入しておくと良いでしょう。
一時抹消の手続きが終われば、業者に解体を依頼し、解体届のほか、必要書類を揃えておきます。
解体報告記録日の連絡を受けたら、また陸運局に行き、解体届を提出し、廃車の申請を行います。
この際、自動車重量税の還付申請も行います。