故障車は買い取ってもらえる?
車が故障した場合、修理に出すか、廃車するか、迷うかもしれません。
あまり修理に費用がかかるのなら、廃車したほうが良い場合もあります。
ただ、故障車でも買い取ってくれる業者は多いものです。
事故車の場合、メインシャーシやパネルなどに損傷がない板金修理なら、修理することで走行上は支障なく、綺麗に修理されていれば売却時の査定もあまり低くなりません。
しかし、パーツ関係は、修理することで見た目では分からなくても、走行安定性を欠いていることから、売却時の査定の際評価落ちとなります。
ミッション破損の場合の修理方法は?
例えば、ミッションの場合でも、ミッション自体が破損していれば、修理しても中古車としての価値は下がります。
ただ、シフトレバーやハーネスなどの、接点の接触不良の場合は、数千円から数万円程度で修理可能で、走行上もあまり問題ないことから、査定には影響しないことになります。
中古車として査定を依頼する場合、修理個所は申告しなければいけませんが、できるだけ詳しく修理の内容が分かるようにしておくことです。
トランスミッションの修理には、オーバーホールと載せ替え(交換)があり、オーバーホールは、壊れた部分を修理して再利用する方法ですが、トランスミッションの分解、修理に非常に工数がかかり、工賃が高くなってしまうので、最近はあまり行われていません。
修理してから査定に出す際の注意点は?
最近は、中古のミッションの消耗部品等を交換し、また新たに使えるようにした、リビルトと言われるものを利用した、載せ替え(交換)が主流です。
これだち、修理に工数がかからず、リビルトパーツも質の良い物が比較的安価で出回っているため、オーバーホールよりも修理費用を抑えることができます。
ミッション交換の際は、こうした修理内容も良く把握しておき、中古として査定に出す場合も、修理歴をきちんと知らせておかないと、後で返金を求められたり、最悪、損害賠償請求を起こされることもあります。