廃車の際、パーツは取り外せるの?
車には、タイヤやバッテリーのほか、アルミホイール、カーオーディオなどの各種部品が備わっています。
こうした部品は、廃車の際、取り外してもらうことが出来ます。
2005年1月に自動車リサイクル法が施行され、自動車の解体は、許可がある業者以外はできなくなりました。
これにより、永久抹消登録の手続きの場合は、付属品を自分で取り外すのは構わないのですが、解体は自分ではでません。
カーナビやオーディオなどは自分で外すことはできますが、これ以外の部品を取り外すと解体とみなされます。
価値のあるパーツは?
ただ、自分で部品の取り外しを行う人はあまりいないでしょう。
たいていは、業者に解体を依頼する際、頼んで部品を取り外してもらうことになります。
たいていの解体業者は、部品の取り外しには応じてくれますが、すべて無料で行ってくれるところもあれば、部品によっては有料となるところもあります。
カーオーディオや、ETC、カーナビは価値があり、取り外しには結構料金がかかることが多いようです。
このため、こうしたものは、取り外しはさほど難しくないので、自分でできるのなら、前もって取り外しておくと良いでしょう。
取り外したパーツの活用を
取り外したパーツは、中古部品の買取ショップや、ネットオークション等で売ることができます。
中古部品として売るのなら、壊さないよう、丁寧に取り外さなければいけません。
また、取り外す前に、車両全体の画像と、パーツが車両に取り付いている状態の画像、取り外したパーツの画像などを保存しておくようにします。
できれば、パーツがきちんと稼動している画像も撮っておきます。
解体業者も、使えるパーツは、中古部品として売却を考えているものです。
このため、取り外す際は、廃車を依頼する業者に、事前にパーツの取り外しを行っても構わないか確認する必要があります。