不動車は引き取ってもらえるの?
動かない車、つまり不動車の場合、ディーラーなどに引き取りを依頼しても、査定金額は出ず、却って廃車としての処分手数料がかかってしまう場合もあります。
このため、不動車は売れない、と思うかもしれません。
しかし、最近は不動車でも引き取りを行ってくれる業者があり、意外と高い値段がつくケースもあります。
不動車でも、タイヤ、ホイール、電装機器、液晶パネルなどのパーツは、需要が多くまだ利用価値が十分にあります。
特に、アジアを中心とした海外では、日本車は人気があることから、輸出向けの自動車パーツとして利用されることが多いのです。
また、自動車税の期間が残っているのなら、還付金まで返金してくれます。
不動車の出張引き取りの際は
故障車や不動車でも引き取りを行ってくれる業者は多いので、まずは査定依頼をしてみると良いでしょう。
不動車でも、無料で出張引取を行ってくれる業者がありますが、出張引取を依頼する際は、タイヤが付いていること、業者のレッカー車に搭載可能なサイズであること、ナンバーを陸運局に返納している場合、抹消した車検証とリサイクル券が、ナンバー付きの場合、車検証、印鑑証明、リサイクル券が揃っていること、などが条件となることが多いので、前もって確認しておくことです。
事故者などの場合、どのような事故で、どの場所に置いてあるか、なども前もって相談しておいたほうが良いでしょう。
引取依頼は出来るだけ早く
車は、やはり新規登録から3年・5年・7年と、年を追うごとに価値が下落します。
基本的に、1月1日になった時点で価値が下がりますので、引き取りを依頼するなら、できるだけ早い方が良いことになります。
ただ、人気のある車やマニア向けの車などは高値が付く可能性が高くなります。
10年落ちの不動車でも、廃車・事故車買取専門業者なら、車の価値を自動車やパーツとして評価するので、意外と高い金額で買い取ってくれる場合もあります。