廃車の手続きを行う場所は?
廃車には、永久抹消登録、一時抹消登録、輸出抹消登録の三つがあります。
いずれの場合も、普通自動車の場合、登録自動車のナンバープレート、または住民票がある陸運局(陸運事務所)で、軽自動車の場合、軽自動車検査協会で手続きを行うことになります。
まずは陸運局で、必要書類として、抹消登録申請書(OCR第3号様式)、手数料納付書を入手します。
引越しなどでナンバープレートを管轄する陸運局や、軽自動車検査協会が変更になっていても、住民票を移していれば、どちらでも廃車の手続きができます。
例えば、大阪府の豊中ナンバーの自動車で、東京都に引っ越していても、住民票を移しているのなら、大阪府の陸運局(軽自動車検査協会)だけでなく、東京都の陸運局(軽自動車検査協会)でも手続きができます。
車検証・ナンバープレートを紛失したら?
車が盗難にあったり、地震、津波などの自然災害で車検証・ナンバープレートを紛失場合でも廃車手続きはできます。
盗まれたのなら最寄りの警察署へ盗難届を出し、地震、津波などで車を紛失した場合は消防署、または市区町村役場で罹災証明書を出し、証明書を発行してもらいます。
次に、最寄りの陸運局(運輸支局)で車検証を再交付してもらい、盗難届または罹災証明書と車検証が揃えば、通常の廃車手続きを陸運局(運輸支局)で行います。
ナンバープレートの返却も
ナンバープレートは手続きの際に必ず返納します。
自動車を解体した際に、解体業者から渡された自分のナンバープレートを返却します。
返却をすると、手数料納付書にナンバーを返却したという証明の確認印を押してもらえます。
自動車のナンバープレートは、廃車(抹消登録)する場合には自分で取り外すこともできます。
普通自動車のナンバープレートには、封印がありますので、ネジだけ外しても取り外せませんが、封印はアルミ製なのでドライバーなどで突き刺せば簡単に穴が開き、取り外せます。