自賠責保険の解約に必要なものは
自賠責保険の解約の手続きは、最寄りの保険会社の営業店または自賠責お客様サポートデスクまで連絡したうえで行います。
手続きには、自賠責保険証明書、解除事由証明書や登録事項等証明書などの自動車の廃車が確認できる書類のほか、印鑑、運転免許証・健康保険証などの保険契約者本人であることの確認書類が必要となります。
車検のないバイク、原動機付自転車の場合、保険標章(ステッカー)が必要です。
これ以外、還付金の振込先となる銀行口座番号も必要になります。
解約日の日付の指定はできるの?
手続きを完了し、還付金がある場合には支払いまでに約2週間くらいかかります。
解約の日付は、解約に必要な書類一式を保険会社に提出し、保険会社が受け取った日が解約日となります。
郵送の場合、必要書類が不備なく保険会社の営業日に届いた日になります。
車の登録を抹消した日付に遡って解約日を指定することはできません。
このため、解約の手続きは、廃車後、出来るだけ早く行うことです。
還付金の計算は?
解除事由証明書や登録事項等証明書、一時抹消登録証明書などの公的な廃車証明書と、自賠責保険証明書(本紙)がある場合、郵送での手続もできます。
自賠責保険承認請求書は紛失しやすいものですが、紛失した場合でも解約はできるので、紛失したのなら保険会社のお客さま自賠責サポートデスクなどに連絡することです。
自賠責保険の返還で戻ってくる金額は、保険の返金手続きの申請をした日から契約期間終了までの月割になります。
廃車手続きを行った日ではなく、保険の返金手続きの申請をした日になるので注意が要ります。
自動車税の場合、廃車手続きを行うと自動的に税返還の手続きが行われますが、自賠責保険は保険会社との契約なので、解約や返金手続きは自分で保険会社に申請をしなければいけない、ということも知っておくべきでしょう。