軽自動車の廃車にはどんな費用がかかるの？
軽自動車を廃車する場合、廃車手続きに必要な書類を揃えたうえで、軽自動車検査協会で廃車手続きを行うことになります。
軽自動車の廃車手続きにかかる費用としては、軽自動車検査協会で廃車手続きを行う際に必要な手数料（350円）のほか、解体費用、自動車リサイクル料金がかかります。
自動車解体業者に依頼して自動車を解体する費用は、業者によって異なりますが1万円前後が目安となります。
リサイクル料金はどれくらい？
自動車のリサイクル料金は、平成１７年2月以降に車検を通した車なら既に車検時の自動車のリサイクル料金は徴収されているので、廃車時に支払う必要はありません。
自動車リサイクル料金は、メーカーや車種により異なりますが、軽自動車の場合8000円前後となります。
自動車を、解体業者に来てもらって引き取ってもらう場合、1万円くらいの車体引取費用がかかります。
これ以外、廃車に伴う書類作成も代行して行ってもらうなら、これも1万円くらいの費用がかかることになります。
高値で買い取ってもらえる可能性も？
軽自動車の廃車には、一時抹消登録と解体返納（永久抹消登録）の２つの手続きがあります。
このうち、解体返納の方が、解体屋がスクラップにした鉄くずを買取るため、お金を貰える可能性があります。
普通に廃車すれば、解体費用や行政書士への代行費用で数万円くらいかかってしまうこともありますが、車によっては、どんなポンコツの車でも買い取ってくれるところがあります。
ただ、軽自動車の場合、普通自動車に比べて鉄の使用量が少ないので、買取り価格は安くなるようです。
国内需要の高いエンジンや、人気メーカーのホイールなどだと、高値で買い取ってもらえる場合もあります。
廃車にしようと考えている車でも、故障が少なく回復可能で中古車として価値があるのなら、さらに買取価格が期待できます。
