ナンバープレートを紛失したらすみやかに再発行を
ナンバープレートを盗難などで紛失した場合、そもそも、ナンバープレートがなければ、公道を走ることができません。
このため、廃車する時に限らず、ナンバープレートの再発行の手続きを行う必要があります。
盗難の場合、ナンバープレートを悪用されないよう、すみやかに手続きしなければいけません。
ナンバープレートを紛失したのなら、すみやかに警察に紛失届を出し、受理番号を発行してもらいます。
次に、陸運支局で理由書に受理番号を記入し、理由書を提出して再発行してもらいます。
ナンバープレートがない車の廃車は
ナンバープレートがない車の廃車手続きを行うには、提出できない理由を証明するための証明書を発行してもらう必要があります。
提出できない理由ごとに申請先が異なり、盗難によりナンバープレートが提出できないのなら、最寄りの警察署にその旨を申し出て、盗難届を出して証明書を発行してもらいます。
地震や津波などの自然災害が原因の場合、消防署や市町村役場で罹災証明書を発行してもらいます。
この後、陸運支局で理由書に、受理番号等を記載して、廃車の申請を行う、という流れになります。
これ以降は通常の廃車登録の流れと変わりません。
業者に廃車の手続きを依頼する場合、ナンバープレートや書類が無いのなら、引取りの際、委任状に必要事項を記入し、警察署へ届出た盗難受理番号などが必要になります。
ナンバープレートだけでなく車検証も紛失したのなら
車が盗難にあったり、災害などで廃車手続きに必要な車検証なども紛失してしまった場合、警察や消防署、役場で発行してもらった証明書を持って、管轄の運輸局で車検証を再発行してもらう必要があります。
ナンバープレートがなくても、車検証があるのなら、ナンバープレートがない理由が証明できる証明書を揃えれば、運輸局で廃車の手続きができます。
基本的には管轄の運輸局にて手続きを行いますが、引越しで住民票が移っている場合、引越し先の最寄りの運輸局で手続きできます。